私が、高校1年生の時のはなし。
私の名前は、響華(ひびか)

私が、通っている学校は、田舎にあり月曜日~金曜日まで寮生活をしている。8時55分っという微妙な時間から始まる学校だ。
一学年20人少ししか居ないので、人間関係は、とても複雑で、内緒ばなしは、すぐに広まる。

月曜日は、とても憂鬱だ。
6時になると、叩き起され、掃除させられるからだ。
他にも、古くて、椅子もボロボロでガス臭い学校のバスに乗っていかないと行けないからだ。
酔うと、吐き気がして、頭がガンガンする。
だから、月曜日は、嫌いだ。
そんなことも、我慢して、学校に行く準備をして、姉の響乃(ひびの)と一緒に電車に乗った。
私は電車に揺られながら、私は、どこに行ったら、「素」を出せるのか?っと考えていた。
いつからだろうか、そんなことを考え始めたのは。
あまり記憶にないが、ある時を境に本性出せなくなっていた。
そんな考え事をしているうちに、終点に着いていた。
古びた、改札口を出て、階段を降りると目の前に、学校のバスが停まっていた。
響乃は、すぐに友達を見つけて、喋っていた。
私は、渋々バスに乗った。
入ったら、顔見知りの人達がいたので、皆に「おはよー」っと言って奥に進んでいくと、「響華ー」と呼ばれる声が聞こえた。
呼ばれた方向に振り向くと、幼馴染みの関野 花菜歌(せきの かなか)がいた。花菜歌は、とても頭が良くて、頼りになる子だ。
「おはよー」っと笑顔で言い隣に座ると、花菜歌が笑顔で抱きついてきて、「会いたかったよー」っと言った。「私もー」っと言って抱き返した。
それから、幼馴染みの榛(はる)、柳菜(ゆうな)、優璃香(ゆりか)が乗ってきた。
みんなに「おはよー」っと言って、私は、本を読み始めた。
いつの間にか、バスは、発車していて、学校にも、着いていた。
午前の授業は、全く集中出来なかった。
午後の授業も、睡魔が襲ってきて、内容をあまり覚えていない。
一日を通して、何をしていたのか、あんまり覚えていない。なので放課後、花菜歌にノートを写さして貰った。私がノートを写し終わったら、皆で少し広めな、グラウンドで、鬼ごっこをしたり、水を掛け合ったりっと色んなことをして、楽しんだ後は、寮に帰って、雑談をしてまた、はしゃいだ。そんな毎日を送ってるくなか何故か私の中に、モヤッとするものがあった。