ダスティンは再び投獄され、今度は一生を牢屋の中で過ごすこととなった。

トプテ村の地下に捕らえられていたドラド達は、獣保護区に送られ、順調に回復してきている。

ダスティンは闇薬師を利用し、ラーの花でできた薬だけでなく、ドラドをおびき寄せる薬も開発していたようだ。

そのため、トプテ村の裏山には定期的に野生のドラドが住み着いていたことが判明した。

すべては、獣を卑下し、リシュタルトを憎んでいるダスティンが、私欲を肥やすためにたくらんだことである。

イサクもユキも、城に搬送され、傷の治療に専念することになった。

両者とも回復が早く、あれほどの怪我を負いながら一週間で元気に動き回れるようになったというから驚きだ。

一方のリシュタルトは、傷の回復に少し時間がかかっていた。