「それに嫌いって何?」


「あれはその……つい…」



そんなこと一切思ってないんだよ?むしろ好きすぎるんだよ?



「葵くん…」


「…そういう顔しても今日はダメ」



だからどんな顔なんだってば?



「今日は朝まで寝かせないから覚悟して」



そう言うと勢いよく唇を奪われた。


荒い…こんなキス滅多にしてこないのに…。



「んっ……っ…ま、って」



葵くんの手がスカートの中に入ってくる。



「待てない。悪いのは胡桃でしょ」



とブラウスのボタンを一つずつ外されていく。