わたしの部屋の隣に入って行くようだ。


そう。そこは言うまでもなく葵くんの部屋。


葵くんの部屋はわたしのお隣さんなのだ。


これがきっかけでわたしたちは付き合うことになった。……遊びかもしれないけど。


そのまま直行するのは寝室。


半ば強引にベッドに押し倒され跨られる。



「あ、葵くん?…」



ここまできてやっと頭が冴えてくる。


やっぱり葵くん怒ってる。



「葵くん…怒ってるの?…」


「………。」



うぅ…せめてなんか言ってよぉ。