「胡桃先輩、さっきの続きは?」


「さっきの続き?」



とは…?なんだっけ…?


と考えていると「これ。」とスッと服の中に手が伸びてきた。



「お預けしてたじゃん、さっき」



モゾモゾとお腹あたりを触りながら口を尖らせる葵くんが、もう…可愛すぎてどうしよう!?



「くすぐったいよ、葵くん」



多分わたしってこういうのに人一倍弱い。



「そういえば、今日また部署見にきてたよね?」


「だってぇ…葵くんのこと見たかったから」



あっ!そういえば寝癖!!見逃した…寝癖を見に行ったのに。