「お腹空いた。先に胡桃先輩食べちゃおっかな〜」



そう言うと、いとも簡単に抱きかかえられ隣の部屋へと運ばれた。


葵くんは一見細くて華奢に見えるけど、意外と力があるのだ。


そのギャップにもキュンキュン!!


優しくベッドにおろされると、そのまま跨られてしまった。


上から見下ろす葵くんの瞳と重なる。



「あ、葵くん…?」



ドキドキドキドキ…ーーー


心臓の音が聞こえてしまわないかと不安になる。



「あー…なんでそういう目で見るの?煽ってんの?」



ん?今のわたし、どういう目してる??