「あの…。
私兄がいるからか、ガンフォーマーが子供の頃からけっこう好きなんです。
流石にアニメは子供の時しか見ていなかったけど、そのガンフォーマーのロボットは今も好きで。
なので、そのガンフォーマーのロボットのイラストが描かれた、大人の女性向けの何かを」


このベリトイが企画制作しているロボットアニメ、ガンフォーマー。


もう30年以上放送されていて、
美少女アイドル戦士シリーズみたいにシーズン事にキャラの絵柄や話は変わるけど。


そのガンフォーマーのロボットのデザインは、昔からあまりブレていない。


「ガンフォーマー、確かにお前みたいに女で好きな奴も多いけど、
それは、対象が一部の人間になるからな。
その一部の人間の大半が購入するようなものならあれだが、現実的に、その企画は通らないと思う。
もっと実績作ってからのお前の企画ならば、上もオッケーするかもだが」


それは、ダメって事なんだな。


「じゃあ、美少女アイドル戦士シリーズのものならば?」


そう言った私の言葉に、篤さんは眉間を寄せてる。


そりゃあそうか。


今日、散々色々な企画が出された美少女アイドル戦士シリーズの商品。