「けどさ、下はそうやって無理でも、
口でしてあげたりしているの?」
ミヤコのその言葉に、口で?と一瞬疑問が湧いたけど。
その意味が分かり、妙に照れてしまった。
だけど、確かにそれもアリなのかもと思った。
「口でした事ないんだけど。
篤さんの、入るかな…」
その私の言葉に、え、そんなに?ってミヤコは驚いているけど。
それにしても。
「食事中、する話じゃないよねぇ」
同じ会社の人は、この店には居ないみたいだけど。
と、周りを見回す。
「またいつか梢と飲みに行きたいなぁ」
そう言ったミヤコの言葉に。
今度、いつミヤコと飲みに行けるのだろうか?と、少しストレスのようなものを感じた。
子供が生まれても、授乳中はお酒は無理だろうし。
それ以前に、育児でそれ所ではないかもしれないな。
そんな風に、世の中いい事ばかりではないよな。