「分からない事が有ったら、なんでも俺に訊いて下さい」
そう言う篠宮君に。
「梢、訊くなら、松嶋さんか岡田さんか平井に訊けよ」
篤さんはそう言っていて。
「兄貴、そんなぁー」
と、篠宮君はいじけている。
なんだか、この部署に来て良かったと思った。
てっきり、篤さんは会社で孤立していると思っていたけど、この部署の人達とは本当に仲良しなんだ。
それを、知れて安心のような気持ちで一杯。
「篠宮君以外は、元々トイ企画開発の三課なんですよね?」
新入社員の篠宮君以外は、確かそうなはず。
「そうそう」
そう答えてくれたのは、斗希さんとも友達の平井さん。
「その頃から、こんな風にみんな仲良しだったんですか?
篤さんとも、こんな風に仲良く」
そう訊いた私の言葉に、ピタリ、と全体の空気が止まる。
何?私変な事訊いた?
そう言う篠宮君に。
「梢、訊くなら、松嶋さんか岡田さんか平井に訊けよ」
篤さんはそう言っていて。
「兄貴、そんなぁー」
と、篠宮君はいじけている。
なんだか、この部署に来て良かったと思った。
てっきり、篤さんは会社で孤立していると思っていたけど、この部署の人達とは本当に仲良しなんだ。
それを、知れて安心のような気持ちで一杯。
「篠宮君以外は、元々トイ企画開発の三課なんですよね?」
新入社員の篠宮君以外は、確かそうなはず。
「そうそう」
そう答えてくれたのは、斗希さんとも友達の平井さん。
「その頃から、こんな風にみんな仲良しだったんですか?
篤さんとも、こんな風に仲良く」
そう訊いた私の言葉に、ピタリ、と全体の空気が止まる。
何?私変な事訊いた?