昨日、イライラしていた俺は

無理やり緋咲を抱いた。

後悔なんてない。

避妊なんてしてない。

ここ最近、緋咲がどこかへ消えてしまいそうだったから

逃げないように既成事実を作ろうとした。

隼人「おーい。羽叶さーん?」

「なんだよ…隼人」

隼人「元気ねぇなぁって」

「あぁ…昨日、無理やり緋咲を抱いた」

隼人「はぁ!?お前、バカか!?」

社長の俺にそんなこと言えるのは

幼い頃から腐れ縁の幼なじみの隼人

そんな隼人はこうみえて俺専属の秘書だ。

「俺もそう思ってるよ…」

隼人「嫌われないといいな」

「ほんとだよ…」

隼人「後悔先に立たずって言うしな」

「お前がその言葉を知ってるとはな…」

隼人「………お前今、俺をバカにしたな」

そんなことを言っている隼人を俺は無視して

早く家に帰りたく仕事を頑張った