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次の日。
今日は約束しているわけじゃないけど
いつも迎えに来るとしたら、左和季君から来てくれるから、たまには自分から左和季君に会いに行こうと思った。
『学校の校門で待ってるね』とだけメッセージを残して、学校から出て数分が経つ。
左和季君の学校は、私の学校からそう遠くはなかった。
歩いて数十分で着く。
だけど族狩りが流行っているって聞いて、平日の夕方、人通りも多いのにやっぱり背後が気になっちゃう。
左和季君と出会って、ひとりの時間が減ったからかな。
左和季君が隣にいないと、心細い。
それに昨日有栖川さんが私がバイトしてるコンビニに来たのは偶然なのかな……。
それにしても私が店員としてレジに立ってるのに、あっちの方は全然驚いている様子なかったし。
……なんか、モヤモヤする。