ソファを背もたれにして座った君を


後ろから抱きしめる


『ん、なあに』


「ごめん、なんか愛しくなった」


『ごめん、って口癖だね』


「そうかも、ごめん」


『ほら、また』


君の笑顔を守る責任を持ちたいし

僕が君を幸せにするから、幸せにしたいから


お願い、わがまま聞いて



君の心の中が見えないことは

僕にとって唯一の救いなんだよ


ごめんね、