「んっ……あっ」

 彼は私の首に顔を埋め、熱い舌が首筋を這う。ゾクリと身体が震え、優星君の肩をギュッと掴んだ。

「触るよ」

 掠れた声で囁くと、服を捲り上げられ肌に直に触れる。

「星奈、掴まって」

 言われるがまま彼の肩に腕を回すと抱き上げられ、素早くブラジャーのホックを外された。

 余裕ない手つきで洋服を脱がされていき、一糸まとわぬ姿にさせられてしまう。

 優しく私をベッドに下ろして、彼も素早く服を脱ぎ捨てた。広い肩幅に程よくついた筋肉は三年前と変わっていない。
 ジッと見つめてしまうと、私の視線に気づいた彼はふわりと笑った。

「なに? そんなに見つめて。俺も同じくらい星奈の身体を見てもいい?」

「え? それはちょっとダメ」

 咄嗟に両手で身体を隠そうとしたけれど、その手を掴まれた。

「どうして? 三年前と変わらず綺麗なのに」

「……っ! そういうことを言われたら、余計に恥ずかしいよ」

 顔を横に向けたら優星君はクスクスと笑う。