「でも、星だったら

夜しか見えないから

私寝てて優希さんに気づけないよ?」

そんなことを言われた。

「どこにいたら気づいてくれるかな」

僕が冗談交じりに言うと

「太陽。

やっぱり優希さんは

太陽だよ」

そう言って続けた。

「太陽は私が起きて、

学校だったり、仕事だったり、

その間ずっと見てるでしょ?」