だから僕の隣をポンポンと叩き、

陽葵に窓を開けてもらい、

横並びで座った。

そして僕は陽葵の肩に頭を乗せた。

「今日は夕日が綺麗だね」

僕が言うと

「そうだね、優希さんみたい」

そう言った。

「前も言ってたけど

僕は太陽なの?」

質問すると

「うん」

それだけ言った。