朝日ちゃんも含め、

陽葵はとても素敵な人達に

囲まれている。

それは彼女の人柄によってできたもの。

「私はいい友達に、

いいお兄ちゃんに、

誰にでも自慢出来る彼氏もいる。」

僕を真っ直ぐ見つめて彼女はそう言った。

「新しい彼氏には言えないと思うよ?」

僕が否定をすると

「そんなのできない

ずっと優希さんだけ。」

嬉しいことを言ってくれた。