朝日は笑っていたけど

友達関係に疎い私は

不安になってしまう。

「ごめん·····」

謝ると

「だからなんで謝るの?

前にも言ったじゃん

当たり前だって

私そんなことで陽葵のこと

嫌いにならないよ?」

親友にはなんでもお見通しのようだ。

「ありがとう」

お礼を言うと朝日は笑って

私の手を掴み夜道を2人で走った。