火の精
俺は火の精プロメテオ。俺の仕事は、火山を守り、活性化させ地熱発電を行うこと。今日は仕事が休みなので火山から人間観察でもするか。お、何だあいつ、何で水の精がこんな所にいるんだ?
俺は、そいつに気付かれない様に近くまで来てみた。が、不覚。物音を立ててしまった。
出会い
ガサッと草をかきわける音がして、私は後ろを振り向いた。「よう、お前何て名前なんだ?水の精よ」と言った長身で黒い髪の毛が逆だっている男の人。
三白眼なのか黒目が小さい。「セレンです。あなたは誰?」と私は答えた。「俺はプロメテオ。火の精だ。」火の精...。これはまずい。火の精は妖精たちの中で1番の乱暴者と言われている。私は反射的に目をつぶり、「やめて!!殴らないで!」と叫んだ。「殴んねーよ。てか、俺喧嘩弱えし。」と彼は言った。「だって、火の精は乱暴だから気をつけろって...。」と私は下を向いて言った。「だとしても、俺は喧嘩はしない主義なんだ。」と彼は言った。どうやら彼が言ってることは本当の様なので私は目を開けた。目の前に綺麗な顔がある。
「セレン、ここで何してんだ?」と彼に聞かれた。
「と、友達を待ってるの!」と私は言った。「そうか、良いな友達が居るって。」と彼は寂しそうに言った。「友達いないの?」と聞くと、「こんな見た目出しな。俺は昔からずっと独りさ。」と彼は答えた。「じゃ、じゃあ!私が友達になってあげる!」なんでこんなことを言ったのかは分からないが、多分彼のことをもっと知りたかったのかもしれない。それと私は彼に恋をしてしまった様だ。「セレン〜!!」と遠くからアクアの声がする。
「あ、友達が来たからもう行くね!」と私が言うと、「また、俺に会ってくれるか?」と彼は言った。「もちろん!だって友達でしょ?」と私は笑って言った。「ああ、ありがとう。じゃあな。またお前が来るのを待ってるよ。」と彼は言った。
私はその一言が嬉しかった。でも、彼とは出会ってはいけなかった。そのことを私は後々身をもって知ることとなった。
俺は火の精プロメテオ。俺の仕事は、火山を守り、活性化させ地熱発電を行うこと。今日は仕事が休みなので火山から人間観察でもするか。お、何だあいつ、何で水の精がこんな所にいるんだ?
俺は、そいつに気付かれない様に近くまで来てみた。が、不覚。物音を立ててしまった。
出会い
ガサッと草をかきわける音がして、私は後ろを振り向いた。「よう、お前何て名前なんだ?水の精よ」と言った長身で黒い髪の毛が逆だっている男の人。
三白眼なのか黒目が小さい。「セレンです。あなたは誰?」と私は答えた。「俺はプロメテオ。火の精だ。」火の精...。これはまずい。火の精は妖精たちの中で1番の乱暴者と言われている。私は反射的に目をつぶり、「やめて!!殴らないで!」と叫んだ。「殴んねーよ。てか、俺喧嘩弱えし。」と彼は言った。「だって、火の精は乱暴だから気をつけろって...。」と私は下を向いて言った。「だとしても、俺は喧嘩はしない主義なんだ。」と彼は言った。どうやら彼が言ってることは本当の様なので私は目を開けた。目の前に綺麗な顔がある。
「セレン、ここで何してんだ?」と彼に聞かれた。
「と、友達を待ってるの!」と私は言った。「そうか、良いな友達が居るって。」と彼は寂しそうに言った。「友達いないの?」と聞くと、「こんな見た目出しな。俺は昔からずっと独りさ。」と彼は答えた。「じゃ、じゃあ!私が友達になってあげる!」なんでこんなことを言ったのかは分からないが、多分彼のことをもっと知りたかったのかもしれない。それと私は彼に恋をしてしまった様だ。「セレン〜!!」と遠くからアクアの声がする。
「あ、友達が来たからもう行くね!」と私が言うと、「また、俺に会ってくれるか?」と彼は言った。「もちろん!だって友達でしょ?」と私は笑って言った。「ああ、ありがとう。じゃあな。またお前が来るのを待ってるよ。」と彼は言った。
私はその一言が嬉しかった。でも、彼とは出会ってはいけなかった。そのことを私は後々身をもって知ることとなった。