「俺…何年何組だ?」
自分自身に問い掛けるが当然、答えは出るわけがない。
俺は呆然と、校内案内を見つめていた。
すると、職員室という文字が目に留まった。そうか、職員室で聞けばいいのか。俺は駆け足で職員室へと向かった。
しばらくすると、職員室のプレートが見えた。
「失礼します」
無難な挨拶をすると、職員室中の先生達がいっせいに俺を見た。
「…君は?」
「あ…あの、今日からここの生徒になる神代 裕也です。入学式に遅刻しちゃったんで自分の教室を聞こうと…」
「ああ、神代くんね。そういえば猪頭先生が怒ってたね。ちょっと待っててね」
どうやら俺は職員室中の噂になっていたらしい。まぁ入学式に遅刻をする奴何か珍しいからな。
…そういえば渚はどうしたんだろう?
「…君は1年C組だね。早く行った方がいい。欠席になっちゃうからね」
先生は笑いながら言うけど、俺にとっては一大事だ。入学初日から欠席野郎というレッテルを貼られてしまう。
「ありがとうございました」
礼もそこそこに、俺は職員室を飛び出した。
早く行かなくちゃ!
って…待てよ?
俺は足を止める。
…1年C組ってどこだ?
自分自身に問い掛けるが当然、答えは出るわけがない。
俺は呆然と、校内案内を見つめていた。
すると、職員室という文字が目に留まった。そうか、職員室で聞けばいいのか。俺は駆け足で職員室へと向かった。
しばらくすると、職員室のプレートが見えた。
「失礼します」
無難な挨拶をすると、職員室中の先生達がいっせいに俺を見た。
「…君は?」
「あ…あの、今日からここの生徒になる神代 裕也です。入学式に遅刻しちゃったんで自分の教室を聞こうと…」
「ああ、神代くんね。そういえば猪頭先生が怒ってたね。ちょっと待っててね」
どうやら俺は職員室中の噂になっていたらしい。まぁ入学式に遅刻をする奴何か珍しいからな。
…そういえば渚はどうしたんだろう?
「…君は1年C組だね。早く行った方がいい。欠席になっちゃうからね」
先生は笑いながら言うけど、俺にとっては一大事だ。入学初日から欠席野郎というレッテルを貼られてしまう。
「ありがとうございました」
礼もそこそこに、俺は職員室を飛び出した。
早く行かなくちゃ!
って…待てよ?
俺は足を止める。
…1年C組ってどこだ?