んー。やっぱりネクタイなんて似合わないよなぁ。
さっきから鏡に映る自分とにらめっこをしてはため息が出る。
俺、神代 裕也(カミシロユウヤ)。
今日から聖藍(セイラン)高校に通う高校一年生だ。
この選んだ理由は、特にないかな?強いて言えば、設備がとてもいいから。
しっかし、俺がネクタイを着けるなんてなぁ…。
これみよがしにポーズをとってみる。…全く様にならない。
「…何やってんの?お兄ちゃん」
ノックもせずに、ずかずかと俺の部屋に入って来たのは俺の妹、陽菜(ヒナ)。
その陽菜に冷たい目線を向けていることから、先程のポーズを見られてしまったことを悟る。
「お兄ちゃん今日から高校生でしょ?いつまでも馬鹿やってないで早く行けば?」
反論する間もないまま、言いたいだけ言って陽菜は出ていった。
…結局あいつ何しに来たんだ?中二が考えることは、さっぱり分からん。
俺は最後に軽く身なりを整えてから家を出た。
さっきから鏡に映る自分とにらめっこをしてはため息が出る。
俺、神代 裕也(カミシロユウヤ)。
今日から聖藍(セイラン)高校に通う高校一年生だ。
この選んだ理由は、特にないかな?強いて言えば、設備がとてもいいから。
しっかし、俺がネクタイを着けるなんてなぁ…。
これみよがしにポーズをとってみる。…全く様にならない。
「…何やってんの?お兄ちゃん」
ノックもせずに、ずかずかと俺の部屋に入って来たのは俺の妹、陽菜(ヒナ)。
その陽菜に冷たい目線を向けていることから、先程のポーズを見られてしまったことを悟る。
「お兄ちゃん今日から高校生でしょ?いつまでも馬鹿やってないで早く行けば?」
反論する間もないまま、言いたいだけ言って陽菜は出ていった。
…結局あいつ何しに来たんだ?中二が考えることは、さっぱり分からん。
俺は最後に軽く身なりを整えてから家を出た。