『砂嵐を見てても面白くないよ?』


しゃがみこんでしゅうくんの顔を覗き込むが、しゅうくんは顔色ひとつ変えず虚ろな目をしている。



『元気を出すにはご飯を食べるのが一番!!すぐ夕飯できるからちょっとまっててね』




しゅうくんの頭を撫でて私は急いで1階へ降り、夕飯の支度を始めた。