白ワインで乾杯した私達はゆっくりとご飯を食

べ始めた。


夕食の時間はテレビをつけずに、今日1日あっ

た出来事をしゅうくんに話すことが日課となっ

ている。


楽しいことや悲しいこと、面白かったこと…

しゅうくんとは分かち合いたい。


黙って耳を傾けてくれるしゅうくん。


全てを包み込んでくれるしゅうくん。


私…あなたと一緒に居れて本当に幸せ。


しゅうくんが立ち直るまでには時間はかかるか

もしれない…


今は私がばりばり仕事をこなして、いつかしゅ

うくんが立ち直った時にたくさん贅沢をさせて

貰うつもり。


だから、どれだけしんどくてもしゅうくんが居

てくれるから私は頑張れる。