「紅姫!大丈夫ですか?今医軍を呼びますから、お待ちくださいね!お気を確かに!」
聞こえた声の方に視線を移すとそこには・・・

見たことのない景色が広がっていた。


ここどこ・・・?


私がいたのは日本海の海だったはず。
周りはごつごつとした岩があって・・・

他には砂浜くらいしかなかったのに・・・


「ここ・・・どこ・・・」
私の言葉に鉄平が不思議そうな顔をしながら答える。