私の異変に気付いた隼人は
私のマンションの下で
私の帰りを待っていた…

外では何も言えないので
取りあえず部屋に上がってもらった。

何から話していいのか、
何を話せばいいのか
分からずに黙っていると
隼人が重くなった空気を
打ち破るかのように話を始めた…

『舞、俺に隠してること無い?
俺のこと嫌いになった?』
と聞いてくる隼人に
私は何も言えずにただ俯いていた。