席で本を読んでいると、

ガラガラ

と、扉が開いた。

「おはよー」

「遅すぎでしょ。」



入ってきたのは、もう1人の幼馴染。
吉崎 圭吾。私の片思いの相手。



今は、8:06
ギリギリ過ぎる...。


「しょうがないでしょ。起きたのが7:20だったんだから。」

「もっと、早く起きる努力したら?」

「はいはい。頑張りますよー。」



いつもいつも、そうやって受け流して...