「えーっと、つまり日高の朝と夜のご飯もちゃんとバランスよく食べて欲しいってお願いしたら、ご褒美があればやるって言われて、了承したら……その、キスされた、と?」
「うん、そういう事」
本当はスキンケアをしてほしいって頼んだんだけどね。
それ言っちゃうとあたしがメイク大好きって秘密まで言わなきゃならなくなるし。
一通り説明を終えて、美智留ちゃんが確認をする頃には沙良ちゃんも落ち着いていた。
「はぁ……まさかキスとは……しかも口」
「そうだね。日高って、思っていたより手が早かったんだ……」
呆れたような、感心している様な言い方で沙良ちゃんと美智留ちゃんが言う。
そしてさくらちゃんは――。
「キス、どんなだった? それって、日高くんは灯里ちゃんの事好きってこと? 灯里ちゃんはどう思ってるの?」
何故かすっごく目をキラキラさせて質問攻めをしてきている。
「うん、そういう事」
本当はスキンケアをしてほしいって頼んだんだけどね。
それ言っちゃうとあたしがメイク大好きって秘密まで言わなきゃならなくなるし。
一通り説明を終えて、美智留ちゃんが確認をする頃には沙良ちゃんも落ち着いていた。
「はぁ……まさかキスとは……しかも口」
「そうだね。日高って、思っていたより手が早かったんだ……」
呆れたような、感心している様な言い方で沙良ちゃんと美智留ちゃんが言う。
そしてさくらちゃんは――。
「キス、どんなだった? それって、日高くんは灯里ちゃんの事好きってこと? 灯里ちゃんはどう思ってるの?」
何故かすっごく目をキラキラさせて質問攻めをしてきている。