翌朝、登校する。

靴箱で靴を履き替える。


そのまま教室には向かわず、真っ直ぐに向かう先は理科室。


これも、いつしか出来上がっていた毎朝の日課だった。


「おはよう。コッカ君……」


今朝も、あなたに会えた。