正直めんどくせぇ…

しかし、自分の母親の勝手で社員を路頭に迷わせる事は出来ないから俺も手伝うしかない…


まぁ、母さんが帰って来るまで社長代理をしてれば給料は期待できるから我慢する。


「あ?キャバクラ『サマンサ』…結構古い所だったか…行くのめんどくせぇ…」


ソファーに寝転びウトウトしていると、ドアの外で秘書の川中さんに声を掛けられ、出掛ける準備をした。


まぁ、形だけの名刺と母さんの手帳を持って行けば良いだけ。


俺絶対寝る…。