黄色いカーテンが少し開けた窓の隙間から風に揺れている。眩しさから、世が明けた事を確認した体が目を覚ます。 今日も昨日と変わらず朝が来た。 気だるい体を起こし、テーブルの上にあるセブンスターを手に取り朝の火を付けた。肺の中にキツイセブンスターの煙が充満する。 「ふぅ〜」 ため息と一緒に煙を吐き出し、キッチンに向かう。