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まさか、美緒は本当に絶対様になったの?
昨日まで大崎くんと彼女は問題なく付き合っていたはずだ。
それが今朝学校に来てみれば彼女と別れたと噂が流れていて、咲に突然の告白をした。
これらすべてが偶然だとは思えなかった。
大崎くんが前から咲のことが好きで、彼女への気持ちがなくなっていたのならわかる。
だけど学校内で見かけていた2人にそんな様子は少しもなかった。
咲の願いが叶ったと考えるほうが自然かもしれない。
あたしはゴクリと唾を飲み込んだ。
こんな非現実的なことがおこるわけがないと思いながらも、咲が大崎くんと付き合い始めたことは事実でしかなかった。
「言ったとおりでしょう?」
教室内で咲たち3人とあたしだけになったとき、咲の自信に満ちた声が聞こえてきた。
つい、視線を向けてしまう。
咲は2人の前で腕組をして胸をそっている。
「絶対様って本当にいたんだね」
関心して言ったのは真里菜だった。
隣に立っている光も目を輝かせている。
「今日あたしたちも願いを伝えに行こうよ」
光がそう言い、真里菜がうなづく。
「それならナナも来るでしょう?」
突然咲に声をかけられて、あたしは焦ってしまった。
まさか、美緒は本当に絶対様になったの?
昨日まで大崎くんと彼女は問題なく付き合っていたはずだ。
それが今朝学校に来てみれば彼女と別れたと噂が流れていて、咲に突然の告白をした。
これらすべてが偶然だとは思えなかった。
大崎くんが前から咲のことが好きで、彼女への気持ちがなくなっていたのならわかる。
だけど学校内で見かけていた2人にそんな様子は少しもなかった。
咲の願いが叶ったと考えるほうが自然かもしれない。
あたしはゴクリと唾を飲み込んだ。
こんな非現実的なことがおこるわけがないと思いながらも、咲が大崎くんと付き合い始めたことは事実でしかなかった。
「言ったとおりでしょう?」
教室内で咲たち3人とあたしだけになったとき、咲の自信に満ちた声が聞こえてきた。
つい、視線を向けてしまう。
咲は2人の前で腕組をして胸をそっている。
「絶対様って本当にいたんだね」
関心して言ったのは真里菜だった。
隣に立っている光も目を輝かせている。
「今日あたしたちも願いを伝えに行こうよ」
光がそう言い、真里菜がうなづく。
「それならナナも来るでしょう?」
突然咲に声をかけられて、あたしは焦ってしまった。