光希は、樹と同じ大学、同じ学部で

朝も昼も夜も、一緒という

今までと変わらない生活を選んだ。


「まぁー、1番意外だったのは蒼だよねー、」

『あぁ?別にんなことねーだろ、』

「いやいやー、まさか医学部に行くなんて思わなかったもん。」


この中で絶対1番忙しいよね、と

顔を顰める光希の頭を

うるせえわ、と蒼は軽く小突いた。