だけど、現実はそんなんじゃなかった…!



「隣だね!よろしく!」

「一番後ろの席でラッキーだよね!」


…なんて、第一声をなににしようかと考えながら荷物をまとめて、新しい席へと向かう。


いろいろ考えを巡らせてみたけど、一条くんから返事が返ってくる気がしない。


いっそのこと、無言で隣に座ってみる…?


…ダメだ。

どれがいいのかわからなくなってきた。