リカ『イタッ!!』
滝沢『当たり前だろうが、口も切られてるんだぞ、バカか?お前は』
滝沢は、そう言うとリカを押しのけて立ち上がろうとする。
リカは、立ち上がろうとする滝沢に抱きつく。
滝沢『何なんだ?お前は』
リカ『ずっと…ずっと下が……』
滝沢『あ?』
リカ『ずっと下が、熱いんです!』
滝沢『何言ってんだ?お前』
リカ『抱いて…ください……。』
滝沢『お前、自分の顔まだ見てないだろ?鏡で見てこい。』
リカ『え?』
そう言えば、顔が痛くて顔のあちこちにガーゼ素材の物が顔中に貼り付けてある感触はあったが、まだどうなっているのか見てなかった。
リカは、風呂場の方に行き洗面所の鏡で自分の顔を見る。
リカ『うそっ!ミイラじゃん!』
リカの顔は痛々しく、顔中にガーゼが貼り付けられガーゼも所々に血が滲んでいた。
リカが部屋に戻ると、滝沢はもうベッドの中で寝る体勢になっていた。
滝沢『見てきたか?』
リカ『はい、酷いですね私の顔。』
滝沢『安静にしてろ、顔がひん曲がっても知らねぇぞ。』
リカ『私、決めました。』
滝沢『ん?何をだ?』
リカ『5日後からの生き方です。』
滝沢『そうか。』
リカ『滝沢さん。』
滝沢『ん?』
リカ『もう私の好きにしていいんですよね?』
滝沢『あぁ、その顔で外に行くのは勧めないがな。』
リカは服を脱ぎ出す。
リカ『この顔が治るまでは外には行きませんよ。』
滝沢『そうしろ。』
リカは、滝沢が寝てるベッドの中に入り、滝沢のスエットパンツを力いっぱい脱がす。
滝沢『お前っ!何をやっ』
リカは、構わず滝沢のスエットパンツの中の、漢のそのものを口の中に入れる。
滝沢『おい!』
滝沢はリカの頭とを上から押さえつけるが、リカはしがみつきそのまま続ける。
滝沢の漢のそのものは脈動し威厳を出す。
リカは、滝沢の威厳を出した漢のそのものをリカの熱くなった部分に挿れ、沈み込む。
リカの吐息が漏れる。
リカは激しく腰を動かし、そのうち滝沢が上になり主導権を握る。
滝沢が、激しく律動を送り込むとリカは何度も、何度も絶頂点に達した。
そのうち滝沢も絶頂点に達した。
滝沢はソファーに移動し、タバコに火をつける。
行為が終わり、リカはうつ伏せの状態で若干痙攣していた。
リカ『滝沢さん…』
滝沢『ん?』
リカ『初めてなんです。』
滝沢『何がだ?』
リカ『下が熱くなったのも、下から溢れるのも、逝くのも…』
滝沢『そりゃ、良かった…のか?』
リカ『はい。天にも登る気持ち、というのが…ちょっとわかった気がしました。』
続けてリカが言う。
リカ『私、生まれ変わったんですね…椎名璃夏に』
滝沢『それはお前次第だろ。』
リカ『そうですね、5日後、私は完全に生まれ変わろうと思います。』
滝沢『あぁ』
リカ『滝沢さん、私が生まれ変わる為に必要な事。手伝って頂けませんか?』
滝沢『何を?』
リカ『私、結城洋太を殺します。』