「りっちゃんが好きになるなら、すごくいい子なんだろうね。男の子でも、りっちゃんが好きになったなら。」


「ち、千恵、。き、気持ち悪くない?
ぼ、僕は男なのにおんなじ男が好きなんだよ?」


涙目で見ないでおくれよ。こっちまで泣けてくるぜ。

「りっちゃんは私に、気持ち悪いって言ってほしいのかい?」

そう言ってりっちゃんのほっぺたは伸ばしてみる。

のびーーる。のびーる。