「俺は、パス。主役は、台詞いっぱいありそうだから。俺、主役ってガラじゃねーし。」

と大樹。 

「俺は、やってもいいよ。せっかく推薦してもらったんだから。」

と冬夜。 

「じゃあ、王子さま役は、高野で決定。じゃあ、その王子の親友役は、大樹でいっか。じゃあつ『えっ!かってにきめるなよ。俺は、』」

勝手に役を決められそうになって大樹が、止めようとしたのだが、 

「なんか、文句でもありまして?大樹?」

と楓。顔は笑ってるんだけてど、目が怖い。

「あっ、ありません。はい、一生懸命やらせていただきます。」

と大樹は、撃沈した。