晃 side


ッチ


川原ってやつ余計な事しやがって


殺してやろうか


鈴「晃」


名前を呼ばれた


晃「分かってる」


今ので落ち着けるとか神無月は何者だよ

 
自分で言うのもあれだが苛つくと中々戻らない


「では、ドュエルを再開します。…次は2年
 S5の一ノ瀬《いちのせ》美里《みり》と
 1年S5の神宮寺晃、両者前へ」


まあいい


一発で終わらせてやる


美里「よ、宜しくお願いします……」


「始め!」



晃「すまんな……合成魔法、ウィンドスノ
  ウ」


ヒョオォォォォ…



バタン


寒さに耐えきれず倒れた


俺にしては優しい方だぞ


本来なら火炙り、髪ズタズタ、氷被せて、毒塗って、下にはダークホール作って結界張って……まあ、地獄を見せてやんよ


俺は、そのまま待機席に戻った