「最後の闘いです!最後に意気込みを教えて
 下さい!愛華さんから」


マイクを向けられた彼女は


愛華「勿論勝ちますわよ?馬鹿どもの失態を
   取り戻してやりますわ!」


視線を向けられたS5の人達が体を少し揺らす


…権力での支配には誰も着いてこないよ


信頼まで失うよ


分かっているのかしらね


「次に鈴さんお願いします」


私はシンプルに一言


鈴「勿論私達が"また"勝ちますよ?センパ
  イ?」


ちょっとした私のSの部分が顔を出す


愛華「っ!まあ良いわ勝つのはこっちよ」


「ありがとうございました。定位置について
 下さい…それでは、始め!」


試合のゴングが鳴り響いた