一方、太陽の光がよく届くが、花が咲かない東国。


「アレキサンダー陛下。隣国からの案件をどのようにいたしましょう。」




「俺の名を気安く口にするな。その案件については、破棄しろ。」



冷たい瞳で資料に目も暮れず言う。




「も、申し訳ありません!で、ですが、この案件を破棄してしまうと、


隣国とのお付き合いが・・・」





「お前、この俺に意見するとはいい度胸だな。



俺が所望するのは、この世界だ。



隣国と仲良くしたいわけじゃないんだよ。」





同じ人間とは思えない表情で相手を圧倒する。