「ね、武?」

「ん?」

「あんたカッコいいし、女の子好きじゃん?」

それって褒めてんのか?とこぼしながら、一瞬困った顔を見せた武は、

「んー…」
と、あいまいな返事をした。

「将来ホストなったら?あたし」
一度行ってみたかったんだよねー…



ダダーン!!!


甘く切ない旋律は砕けた。