辺りが暗くなってきた事に気づいた。
そろそろ帰らなきゃおばあちゃん達が心配しちゃう。



「海里!私そろそろ帰るね」



「気をつけてね」



海里に背中を向けて歩き出す。
これでバイバイするの寂しいなぁ。
また会いたいし聞いてみようかな?



「海里!明日もここに来る?」



「俺は毎日ここにいるよ」



「私も明日、またここに来てもいい?」



海里はクスッと笑って「おいで」って言ってくれた。



嬉しくなって思わず笑みがこぼれる。




「海里! また明日!!」




そう言って走って家に帰った。