コンコン。 『失礼します。』 「正ちゃん…」 『記者会見の準備をしてきました。』 「そう、速いわね。私先に行ってるわ!姫菓はちゃんと自分の気持ちを伝えてから来なさい!」 そう言って社長は2人を残して行った。 『姫菓さん…』 「どう思う?私が2人の男を持て遊んだと思う?」 僕は、静かに首を横に振った。 「…でもっ2人から迫られているのは本当よ!」