撮影の途中。

「加瀬さんって、彼女とかいないんですか?」


『僕は、ずっとサッカー漬けだったから。女の子とめったに会わないし、食事にも行ったことないんだ。』


『あ、瀬戸さん今度良かったらご一緒しませんか?食事。』


「全然良いですよ。」


この約束が、彼女の悲劇の幕開けとなる。