☆☆☆
2階の廊下を覗くとそこにも沢山の死体が転がっていた。
つい数時間前まで普通の日常があったとは思えない場所だ。
あたしと純也は殺人鬼がいないことを確認して2階の廊下を歩いた。
雪や香がいないか死体を確認して歩いていると、その半数に耳のアザがあることがわかった。
ここの階では随分と乱闘が行われていたのかもしれない。
残りの殺人鬼がどれくらいの数いるのかわからない。
でも、30分ごとに倍の人数になるのだから決して少なくはないはずだ。
学校内がこれほど静かなのはみんな外に出て行ってしまったからかもしれない。
廊下の窓から外を確認してみると、道路に倒れこんでいる人々の姿が見えた。
みんな血でぬれている。
どのくらいの人たちが犠牲になったんだろう……。
そう考えていると、調理室にたどり着いた。
そのドアにも血がついていて、開けるのを一瞬躊躇する。
2人でモップを握り直して一気にドアを開けた。
調理室の中はシンと静まりかえっていた。
しかし何人かの生徒がここでやりあったようで、床にも壁にも血痕が残っている。
死体がないだけマシだと感じられた。
2階の廊下を覗くとそこにも沢山の死体が転がっていた。
つい数時間前まで普通の日常があったとは思えない場所だ。
あたしと純也は殺人鬼がいないことを確認して2階の廊下を歩いた。
雪や香がいないか死体を確認して歩いていると、その半数に耳のアザがあることがわかった。
ここの階では随分と乱闘が行われていたのかもしれない。
残りの殺人鬼がどれくらいの数いるのかわからない。
でも、30分ごとに倍の人数になるのだから決して少なくはないはずだ。
学校内がこれほど静かなのはみんな外に出て行ってしまったからかもしれない。
廊下の窓から外を確認してみると、道路に倒れこんでいる人々の姿が見えた。
みんな血でぬれている。
どのくらいの人たちが犠牲になったんだろう……。
そう考えていると、調理室にたどり着いた。
そのドアにも血がついていて、開けるのを一瞬躊躇する。
2人でモップを握り直して一気にドアを開けた。
調理室の中はシンと静まりかえっていた。
しかし何人かの生徒がここでやりあったようで、床にも壁にも血痕が残っている。
死体がないだけマシだと感じられた。