早く聞きたいと言わんばかりにうずうずしている千夏に苦笑しながらも、そのまま昼休みまでを過ごした。
***
「ええっ!?!?影野くんがしずくちゃんを…んぐっ…!?」
「千夏声大きいから!」
千景の口を慌てて塞ぐと、千夏はもごもごとさせる。
「ご、ごめんね…すごく驚いちゃって…」
昼休みになり、私たちは中庭にやってきた。
なるべく人がいないところで話したいという私の意向で、中庭にきたのだけど。
千景は目を白黒させて驚いている。
まぁ…普通の反応だよね。
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