こんなに素直で明るい千夏は、私とは正反対だ。
言いたいことも素直に言えない私は、可愛くもなんともない。
千夏の方がよっぽど可愛いに決まってる。
そういう意味も込めて言うと、千夏は頬を膨らませた後笑った。
「雫ちゃんに言われてもなぁ…でも、ありがとうっ!雫ちゃん大好き!」
目にクマができている私にこうやって色々してくれてるのに、何も聞かずただこうして話してくれる。
「私も、千夏のこと大好きだよ」
自然とでてきた想いを口にすると、千夏は目をパチリと瞬きさせる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…