「うん」
黙々と問題を解き始める結弦を見て、ほっとする。
これがいつまで続くのかわからないけど、続いているうちはこの手を使っていかなきゃ行けないのか。
そう思うだけで頭が痛くなってくる。
…もし、結弦に彼女が出来たら。
結弦はどうするの?
彼女、こんなこと出来ないよ?
結弦に抱きしめられたら、そのまま流されて勉強なんて出来やしなくて。
赤点ばっかりとって、退学なんてしてしまうかもしれない。
そんな未来が、いとも簡単に想像ついてしまう。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…