ひまわり
「そういえばふーま、私たちが付き合ってるのって他の人にまだ言わない方がいいよね?」


風馬
「え?なんで?」


ひまわり
「雛ちゃんから聞いたよ?
すっごく感動する劇やるんでしょ?
ここで私とふーまが付き合ってること知ったら雛ちゃん遠慮しちゃうよね?」


風馬
「……あーそうか」


あの劇はハグするシーンとかキスシーンがあったはず


キスシーンはさすがに出来ないにしても


ハグとかはひまわりが許してくれるなら俺もなるべく湯山に協力したいしな


風馬
「湯山のためにも1回文化祭が落ち着いてからみんなに言うか」


ひまわり
「その方がいいね」


風馬
「てか、ひまわりは俺と水瀬がその……
ハグしたりするの嫌じゃないの?」


ひまわり
「嫌だよ?」


風馬
「嫌なのかよ…まあそうだよな」


ひまわり
「でも、ふーまにその気がないならいいの
私も雛ちゃんのやりたいことを優先でやってあげるのが1番だと思うしね」


風馬
「そうか」



ひまわりがそう言ってくれるなら俺も助かる


一生に一度の思い出だしな