着々とご飯が食卓に並べられる


「はーいじゃあ召し上がれー」


「いただきまーす!」


みんなでご飯を食べる


父さんは多分帰るの遅いからまだだけど


またこうやって俺の家族とひまわりが飯を食えるってだけで俺は嬉しいんだ



「ところで、風馬、ひまちゃんとはいつ結婚すんの?」


【ブーーー!!!!】



俺は水を盛大に吹いた


「な、何言ってんだよ母さんひまわりとは」


「ひまちゃんとは?」



「け、けけけけ、けけけけけけけけ!!
結婚する気満々だこのやろー!」


俺は吹っ切れた


「おー!よく言ったわねー!でもご飯中は静かにしなさいバカ息子」


「ごめん」


俺は家族にも宣言したぞ


9月1日


こうして俺とひまわりはお互いを確かめ合って


また新たな1歩を踏み出せた


しかし、また少しだけ


事件が起きることをこの頃の俺は知る由もなかった