しばらくは雑談をする

ひまわり
「へぇーじゃあ雛ちゃんとしずくちゃんは中学の頃から仲良いんだ!」



「そうそう、なんかしずくもからかいがいがあるから遊んでたら仲良くなっちゃったよ」


しずく
「ちょっとー!遊びって何!?」


2人が仲良いのはわかった



「3人は同じ中学なんだっけ?」


ひまわり
「そうだよーでも北谷くんとはほとんど初対面かな?」


北谷
「う、うん!」


しずく
「へぇーなんか仲良さそうだからそんなふうに見えなかったなー」


ひまわり
「そう?」



「んでー?光井とひまわりが幼なじみなの?
すっごいラッキーだね光井!こんな可愛い幼なじみと一緒に居るのって女の子に対するハードルとか上がらない?」


風馬
「そ、そんなことねえけどな!」


俺は今日会った女の子を思い出す


水瀬って名前だったよな?


あーまた明日も会いたいなー


俺は少し顔に出ていたのか



「何こいつの顔、スケベなの?」


風馬
「はっ倒すぞお前!」


こういう失礼なことを平気で言うやつには俺も絡みやすいんだよな




しずく
「でも幼なじみっていい関係だよね!
今でも仲がいいのもすごいと思うし」


まぁ確かにな


こういう風にひまわりと一緒にいるのも……


……まあひまわりの家系的にも俺らの家で何かすることの方が多かったしな


うちの家族もひまわりを受け入れて過ぎてることは置いといて


ひまわりの父親は医者でほとんど家に帰れないくらい忙しい


母親はモデルなどのメイクを担当している人で帰りも遅いらしい


そんな家計に生まれたひまわりは両親が忙しい代わりに隣の俺の家でひまわりの誕生日パーティーなどをして楽しく過ごしていたということ


まあひまわりの両親も人の親だからそういうパーティーをした日にはお礼の電話を丁寧に入れてくれたりお菓子とか持ってきてくれるから憎めないんだけどな