世界No.1暴走族・天海朧月 下

おかしくないだろ……。

つか、そんなに俺のことを好いてくれてるとかめちゃくちゃ嬉しい。

ここらの七聖、めっっっちゃくちゃ可愛いんだけど。

だいぶ甘えてくれるようになったし。



七聖の後に風呂に入り、上がって七聖の部屋に行った俺。

七聖
「あ、優心」

ベッドにうつ伏せでゴロついてる七聖。

まるで飼い主を待ってる犬みたいだ。


「なにしてたんだよ?」

七聖
「あはは……指輪見てた」

ほら、と右手を見せてきた。
俺がはめたやつか。


「……俺さぁ、世界No.1になったじゃん。天海朧月」

ギシッ、とベッドに座った俺。

七聖は起き上がって、隣に来た。


「これからも、いろんな族に狙われると思うんだよね。今までもそうだったし」

七聖
「うん」


「もしそうなっても……七聖には、離れないでほしい。ちゃんと守り抜くから」

もう二度と、七聖を失いたくない。

七聖を見ると、少し涙目で。


「……泣き虫」

七聖
「っこれは、優心が……。って、そうじゃなくって……私もう、優心と離れたくない」
ギュッと俺の服を掴んで泣く七聖。

涙を拭っても、止まらない。

七聖
「ずっとずっと、一緒にいたい……っ。優心のそばに、いたい」

七聖……。


「わーかったよ。ほら泣きやめ泣きやめ!じゃねぇとキスできない」

ピタッとなんとか堪えてくれた七聖。

そんな七聖を愛しく思いながらも、そっとキスをした。


「この先ずっと、俺を愛して。七聖」

七聖
「っ……そんなの当たり前だし!言っとくけど私の方が愛は大きいんだからね!?」


「先に好きになったの俺だし?愛の大きさなら負ける気しねーよ!」
これからも、たくさん言い合いすると思う。

たくさんぶつかって、たくさん笑いあって。

でも、きっと俺らなら大丈夫。

だって……言い合いできるからこそ、お互いのことをよくわかってるし。

そのぶん、愛の大きさは無限だと思うから。

一生かけて、守るよ。

七聖。















        ーENDー
みなさん!こんにちは!❀初恋蘭❀です!

いやぁ〜、長かっっった!!

遂に、完結しましたぁ〜ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

合計、数えてみたらあとがき抜いて592ページもありました!たぶん!

なかがきいれてですけど…………。

みなさん、どうでしたでしょうか!

また違う暴走族物をお届けできたかなと思います!

私自身初の長編物語なので、書いてる最中あっという間でした!

最初は潰そうと海王に潜入した七聖ちゃんでしたが、優心くんの温かい情熱に包まれ女の子と変化していく。

そんなお話にしたいと思いながら書きました!

ちゃんとドキュン!をお届けできたか少し不安です……(๑• - •`๑)
もしよろしければ、感想ください!

今後の勉強にもなるので、アドバイスや質問などお願いします!!

どうか、皆様にドキュン!をお届けできていますように!

そして!次回もまた読んでいただけますようにいぃぃぃ!!

❀yunichoco❀でした!(≧∇≦)/

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