おかしくないだろ……。
つか、そんなに俺のことを好いてくれてるとかめちゃくちゃ嬉しい。
ここらの七聖、めっっっちゃくちゃ可愛いんだけど。
だいぶ甘えてくれるようになったし。
七聖の後に風呂に入り、上がって七聖の部屋に行った俺。
七聖
「あ、優心」
ベッドにうつ伏せでゴロついてる七聖。
まるで飼い主を待ってる犬みたいだ。
俺
「なにしてたんだよ?」
七聖
「あはは……指輪見てた」
ほら、と右手を見せてきた。
俺がはめたやつか。
俺
「……俺さぁ、世界No.1になったじゃん。天海朧月」
ギシッ、とベッドに座った俺。
七聖は起き上がって、隣に来た。
俺
「これからも、いろんな族に狙われると思うんだよね。今までもそうだったし」
七聖
「うん」
俺
「もしそうなっても……七聖には、離れないでほしい。ちゃんと守り抜くから」
もう二度と、七聖を失いたくない。
七聖を見ると、少し涙目で。
俺
「……泣き虫」
七聖
「っこれは、優心が……。って、そうじゃなくって……私もう、優心と離れたくない」
ギュッと俺の服を掴んで泣く七聖。
涙を拭っても、止まらない。
七聖
「ずっとずっと、一緒にいたい……っ。優心のそばに、いたい」
七聖……。
俺
「わーかったよ。ほら泣きやめ泣きやめ!じゃねぇとキスできない」
ピタッとなんとか堪えてくれた七聖。
そんな七聖を愛しく思いながらも、そっとキスをした。
俺
「この先ずっと、俺を愛して。七聖」
七聖
「っ……そんなの当たり前だし!言っとくけど私の方が愛は大きいんだからね!?」
俺
「先に好きになったの俺だし?愛の大きさなら負ける気しねーよ!」
これからも、たくさん言い合いすると思う。
たくさんぶつかって、たくさん笑いあって。
でも、きっと俺らなら大丈夫。
だって……言い合いできるからこそ、お互いのことをよくわかってるし。
そのぶん、愛の大きさは無限だと思うから。
一生かけて、守るよ。
七聖。
ーENDー
みなさん!こんにちは!❀初恋蘭❀です!
いやぁ〜、長かっっった!!
遂に、完結しましたぁ〜ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
合計、数えてみたらあとがき抜いて592ページもありました!たぶん!
なかがきいれてですけど…………。
みなさん、どうでしたでしょうか!
また違う暴走族物をお届けできたかなと思います!
私自身初の長編物語なので、書いてる最中あっという間でした!
最初は潰そうと海王に潜入した七聖ちゃんでしたが、優心くんの温かい情熱に包まれ女の子と変化していく。
そんなお話にしたいと思いながら書きました!
ちゃんとドキュン!をお届けできたか少し不安です……(๑• - •`๑)
もしよろしければ、感想ください!
今後の勉強にもなるので、アドバイスや質問などお願いします!!
どうか、皆様にドキュン!をお届けできていますように!
そして!次回もまた読んでいただけますようにいぃぃぃ!!
❀yunichoco❀でした!(≧∇≦)/